当院のペインクリニック科について
当院ではペイン(痛み)に対する治療に力をいれて行っております。
痛みと言うのは、感じ方が人それぞれで、本人しかわからないものです。
我慢して辛い思いをせずに、専門医と問診を十分に行い適切な治療を一緒にしていきましょう。
当院ではペイン(痛み)に対する治療に力をいれて行っております。
痛みと言うのは、感じ方が人それぞれで、本人しかわからないものです。
我慢して辛い思いをせずに、専門医と問診を十分に行い適切な治療を一緒にしていきましょう。
ペインとは痛みを意味し、ペインクリニックとは「痛みの診療所」を意味します。痛みは、病気の兆候の中でも最も多く、昔から医学・医療の原点でもあります。
多くの患者さんは、この痛みを訴えられて病院や診療所を受診されます。
ペインクリニックの歴史は約40年程度で、外科や内科などに比べあまりなじみがないと思います。今まで、痛みの治療は主に外科や内科の中で行われてきましたが、最近は痛みの治療をより専門的に勉強した医師が行うようになってきました。
今までは「痛みは我慢するもの」と考えられてきましたが、「痛みは積極的に治療するべきもの」という考えが強くなってきました。そのような社会のニーズに答えるべく、外科や内科の壁を越えて、痛みを総合的に診断し治療にあたるのがペインクリニックの使命です。
ペインクリニックは、いわゆる“痛み止め”だけでなく、各種薬物療法(西洋医学、東洋医学)、物理療法、神経ブロック療法など、あらゆる手段を駆使し、少しでも患者さんから“痛み”の観念を除去し、体と心の病を癒すことを目的としております。
なんといっても治療の基本は内服です。一人一人最良のものをご提案します。
当クリニック2階にありますリハビリテーション室で、様々な機械を活用し、行います。
ペインクリニックでは病気の治療に神経ブロックという局所麻酔の方法をおもに使います。
神経ブロックは知覚神経を局所麻酔薬で遮断(ブロック)したり、交感神経を一時的に麻酔したりして「痛みの悪循環」を断ち切り、悪い部分の血液の流れを積極的に増やし生命の持つ自然治癒力を強くします。
また、星状神経節ブロックは脳の視床下部に働きかけ、自律神経系や内分泌系のゆがみをなおし、免疫系の機能を高めることが注目されています。
ペインクリニックで治療するのは、慢性疼痛の患者さんが多いです。
その他に腰痛・椎間板ヘルニア・肩の痛み・膝痛・頭痛・三叉神経痛・帯状疱疹などがあります。 また、痛みとは少し異なりますが、アレルギー性鼻炎・四肢の血行障害・顔面神経麻痺なども対象になります。
また、慢性疼痛だけでなく、急性期の痛み、ぎっくり腰や事故後の首や腰の痛みの治療はペインクリニックの効果を目の当たりにするものです。