当院のリウマチ科について
リウマチ科では「関節リウマチ」という疾患に対する診療を行っています。関節リウマチへの治療は薬物療法と手術療法の二つがありますが、私たちは常に新しい情報を入手しながら、患者さまにより良い治療を提供することを心がけています。
リウマチ科では「関節リウマチ」という疾患に対する診療を行っています。関節リウマチへの治療は薬物療法と手術療法の二つがありますが、私たちは常に新しい情報を入手しながら、患者さまにより良い治療を提供することを心がけています。
関節リウマチとは、関節の腫れや痛みを伴う病気で、特に朝の起床時に手や指などの患部のこわばりがあることが特徴です。30歳代から50歳代にかけての発症が多くみられます。
左右対称的に3ヶ所以上の関節にこわばりや痛みが見られることが特徴的ですが、2ヶ所以下の時でもリウマチと診断される場合もあります。
さらに関節だけでなく、肺や腎臓、血管と言った部位も冒すことがあるので、注意が必要です。
日本国内での患者数は、およそ60万人、有病率として0.6%から0.8%というデータもあり、決して珍しい病気ではありません。
放置しておくと、少しずつ関節が破壊されていき、関節の動きが悪くなったり、歩行に支障がでるなどの機能障害に繋がったり、肺や腎臓の臓器に障害を起こす場合もあります。
リウマチの疑いがある場合、早めに当院にて治療・診断を受けられることをおすすめします。
抗リウマチ薬や消炎鎮痛剤を処方して治療します。さらに近年は生物学的製剤を用いた治療もあり、これは画期的な効果が期待できます。
トラブルが起こっている部位を温め、無理のない範囲で動かしながら、こわばりと痛みを軽減していきます。
関節リウマチは、できるだけ早い段階で発見し早期に治療に取り組むことが大切です。以下のような症状がみられる場合、早急に当院にご相談ください。